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目次
第1章 個人備蓄の時代がやってきた―迫り来る有事に備え、二軒目の家を建てる中長期計画を練る
第2章 エネルギーを「自衛」する―太陽光発電 震災にびくともしなかった男たち
第3章 エネルギーを蓄える―蓄電池とEV(electric vehicleエレクトリック・ビークル) 非常用発電機を備蓄せよ
第4章 食料を蓄える―かつて日本には蔵があった 現代の蔵・零下60℃の超低温冷凍庫に食料を備蓄する
第5章 自分が食べるだけの野菜を作る―個人備蓄の根本思想 米の長期保存
第6章 世界で、日本で、エネルギー戦争が始まっている―中国メーカーが崩壊させる太陽光パネルの価格市場 ソフトバンク孫正義の野望
第7章 メガソーラー人気は3年で終わる―あまりにも不安定な太陽光の出力、国の主要電力にはなり得ない
第8章 個人備蓄したものが生き残る―金、実物資産…。徹底的に実物を備えよ
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授を歴任。政治思想、金融・経済、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆、講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
12
明朝体太字で重要箇所が明瞭。自給が一番信用できる。TPPが一番信用できない。そんな思いを強くする一冊。避難所生活したくない人が読むべき本。結局は自家発電の装置を構築しておくことが、緊急時には安心につながるのであろう。5坪の畑でも自分が食べる分の野菜ぐらいは自給できる(159頁)。勇気が湧いてくる。16.5平方メートルぐらい。いざというときに、カネがなくても人に迷惑をかけずに被災生活を送る術を教えてくれる。金持ちはカネがあるので自分では手を汚さず、他人に丸投げするが、被災したらみな、平等、同じ目に遭うのだ。2013/06/11
MICKE
2
わかるんだけど大抵はここまでする資金がないわけで、知識として読んでおくことにする。2012/10/25
khiikiat
2
ドルの没落→ゴールドはじめとした実物資産の復権×原発事故=個人備蓄、という首尾一貫した副島先生の提言。提言だけじゃなくていろいろグッズを買い込んだり家庭菜園で栽培したり、実際にやってるから説得力があるw 資金もないし、ここまで必要なのかなとも思うけど、なんだか楽しそうだし、気分的に楽になれそう。ベランダで野菜でも育ててみようかなw2012/11/16
アブストラ
0
2ページにわたってシリカゲルを脱酸素剤だと繰り返し書いている。
R Suzuki
0
自然災害、戦争、首都機能停止…。不測の事態に私たちはどう備えるか。日本のリバータリアンを自称する副島隆彦が食料の備蓄に必要な知識を冷凍学の専門家に求めたり、昔ながらの味噌生産者に話を聞いたり。太陽光発電と蓄電池による自家発電や蔵(くら)の思想の復活など自力で生き抜くための知恵を全国各地で精力取材。自身による家庭菜園も紹介している。とはいえ、-60℃の冷凍庫の活用など貧乏サラリーマン層には到底無理。できることをやるだけさということ。あとソフトバンク孫正義氏のビジネスモデルにも言及している。2012/10/25